ホーム サービス データマネジメント内製化支援

「データ活用をスピーディーに進めたい」というニーズが高まる中、データマネジメントにはアジリティ(俊敏性)と変化への柔軟性が求められています。データ活用の加速、および、データマネジメント成熟度の向上には内製化が不可欠です。

D.Forceは、「経済的価値」につながるデータマネジメント業務を「無理なく無駄なく実践的に」実施するデータマネジメント内製化、および、データガバナンスの計画立案から実行までを包括的にご支援し、ビジネス変革のスピードを加速いたします。

データマネジメント内製化においては、データ戦略の立案等の上流工程から構築・運用といった下流の実務まで一貫して伴走支援を行います。一般的なコンサルティング会社が上流工程だけで終わることが多い中、現場経験が豊富で現場に精通するD.Forceでは実装や運用の自動化・定着化まで継続的にサポートし、お客様企業の「データマネジメント成熟度の向上」を加速します。

また、豊富な生成AI実装経験をもとに、データマネジメント業務の半自動化を実現し、データドリブン経営を加速させます。お客様企業のデータマネジメント内製化を効率的に推進するとともに、組織全体のデータ民主化、データ活用成熟度を持続的に高めていきます。

こんな課題にお応えいたします
  • データマネジメント内製化に取り組んでいるものの、自力ではノウハウが足りず、内製化が進まない
  • データマネジメント内製化の戦略や計画の提案だけでなく、実務の部分までサポートして欲しい
  • データドリブン経営を実現するために、自社データ資産を社内中心に管理・活用したい
  • DXにおけるデータマネジメント体制の構築やデータガバナンスについて助言をして欲しい
  • データ活用やデータ基盤に関わる業務のスピードと生産性を高めたい

上記以外にもデータマネジメント内製化に関する課題についてお気軽にご相談ください。

D.Forceの
データマネジメント内製化支援
特長・強み


経済的価値につながるデータマネジメント内製化

データを資産として管理、活用するために、多くの企業がデータマネジメントの内製化を進めています。真のデータ民主化を実現するには、組織ごとのデータマネジメント成熟度を見極め、身の丈に合った着実なステップを踏むことが重要です。内製化の実現には専門人材の採用・育成が必要ですが、採用難と育成の時間的負担が課題となっています。

「21世紀の石油」と言われるデータも、価値を生むものは一部に限られます。必要な人材をすべて揃えて、すべてのデータを管理する必要はありません。D.Forceは「経済的価値」に結びつくデータマネジメント業務を「無理なく無駄なく実践的に」実施できるようご支援をします。

データ活用やDX推進のための内製化計画について中立的な立場から助言し、事業ロードマップと連動する現実的なデータマネジメント組織設計をサポート。当社知見や他社事例をお伝えしながら進めます。

データマネジメント実務の企画、設計、運用を調査・解決するほか、社内人材の学習計画やトレーニング、標準化、実務を通じたスキルトランスファーまで対応し、社内人材育成とデータマネジメント成熟度の向上を加速します。


データ戦略立案から実装定着と運用自動化まで、
一貫した伴走支援でデータマネジメント内製化を推進

D.Forceは、データマネジメント内製化において、データ戦略の立案などの上流工程から構築・運用といった下流の実務まで、一貫して長期的に伴走支援を行います。一般的なコンサルティング会社が上流の戦略・計画策定で終わることが多い中、当社は現場の実務経験が豊富で、現場特有の課題や悩みを深くまで知り尽くしているので、実装や運用の定着まで「現場の課題」に寄り添いながら継続的にサポートします。

プロジェクト管理者が途中で変わることなく、成果を得るまで伴走し、運用の自動化と効率化を実現する点も大きな特長です。担当者変更に伴うコミュニケーションロスや引継ぎ時の品質低下を防止し、安定した支援を実現します。この継続的な支援体制は、当社の「データベース信頼性エンジニアリング(DBRE)サービス」にも共通する考え方であり、DBREではオペレーショナルな作業の標準化・自動化を進めながら、開発生産性向上やデータ活用の加速に貢献し、攻めと守りを両立した体制への転換を可能とします。

さらに、D.Forceは中立性な立場を保ち、データマネジメント分野の主要な製品やツールすべてに対応可能です。特定のベンダーに依存したり、偏ることなく、お客様の状況や目的に最適なソリューションを提案いたします。

お客様企業のデータマネジメント内製化を着実に推進するとともに、組織全体のデータ活用成熟度を段階的かつ持続的に高めていきます。


「生成AIとデータマネジメントの融合」で内製化を効率的に推進

D.Forceは、生成AIの実装を通じてデータマネジメント業務の効率化に貢献してきた豊富な実績があります。

近年、AIエージェント、RAG(検索拡張生成)、マルチモーダルデータ分析といった技術を活用し、社内データから新たな価値を創出する取り組みが注目されています。当社はデータ分野のスペシャリストとして、お客様の既存データや強みを最大限に活かしたデータ活用企画の立案から、プロダクト開発、そして運用最適化(DataOps/MLOps)まで一貫して伴走支援いたします。

生成AIは、従来人手で行われていたデータマネジメント業務を大幅に効率化します。データカタログにおけるメタデータの自動生成・拡充、データ品質チェックの自動化、データ定義書やドキュメントの作成支援など、多様な領域で活用が可能です。特に、膨大なデータ資産へのメタデータ付与や構造化等の時間のかかる作業をAIが支援することで工数を大幅に削減できます。

生成AIはデータガバナンスの強化にも貢献します。機密情報の検出や異常データの検知、コンプライアンスチェックの効率化など、ガバナンス業務の負担を軽減しながら精度を向上させることが可能です。

D.Forceはこれらの技術をお客様の実務に適用し、データマネジメント業務の半自動化を実現いたします。AI活用により、現場担当者はより戦略的な業務に集中でき、データドリブン経営を加速させます。

生成AI×データマネジメントの組み合わせで、内製化を効率化に推進し、持続可能なデータ活用体制を構築いたします。

データマネジメント内製化
ご支援イメージ

ご支援範囲

D.Forceでは、「データマネジメント組織の組成とノウハウ習得」、「部門横断的なデータマネジメント業務の設計・定着」といった組織課題の解決から、「具体的なデータマネジメント業務の実行・運用の伴走支援」まで幅広く支援しています。

データマネジメント業務の例としては、データガバナンス規程・規則類の作成、データウェアハウス構築、データカタログの管理プロセス設計・構築、データ連携アーキテクチャ設計・改善、データ可視化、データ民主化などがあります。

ご支援プロセス(進め方)

データ活用とDX推進の加速につながる内製化計画となるよう、中立的な立場で助言いたします。ビジネスロードマップと連動した現実的なデータマネジメント組織設計を当社の知見や他社事例もご紹介しながら検討を進めます。

無理なく無駄なく実践的に「経済的価値に結びつくデータマネジメント」を内製で強化していくために、スモールスタートで組織を作り、短期的な成果を積み重ねて徐々に成熟度を上げていく取り組み方法を推奨いたします。

データマネジメント実務における品質、可能性、性能、セキュリティといった問題の調査・解決に加え、社内人材の学習計画、トレーニング、標準化、実務を通じたスキルトランスファーによる育成も対応いたします。

ヒアリング

御社内の課題について確認させていただくとともに、当社のサービス詳細・事例についてご説明いたします。そのうえで、初回取引内容についての調整を行います。

計画・PoC

データ活用やDX進捗を上げるための内製化計画についてご助言します。

ビジネスサイドのロードマップと歩調を合わせた設計となるよう、当社知見や他社事例をお伝えしながら検討します。

「データマネジメント組織構築の計画立案」「既存データ基盤アセスメント」「PoC」から着手するケースが多く、ご要望や状況に応じて調整のうえ、進めます。

組織構築・調達支援

計画に沿って組織構築をご支援します。スモールスタートで組織を作り、徐々に成熟度を上げる長期取り組みの伴走も可能です。

品質、可用性、性能、セキュリティ等問題の調査・解決支援や、社内人材の学習計画、トレーニング、標準化、スキルトランスファーによる育成支援を行います。

内製での対応が難しい業務については当社で受託することも可能です。

運用

オペレーショナルな作業はできるだけ自動化し、低コストで運用できる仕組みを作ります。

運用伴走や課題対応への助言等の支援を継続して実施します。

対応可能なデータベース

Amazon
Amazon RDS(Amazon RDS for PostgreSQL、Amazon RDS for MySQL、Amazon RDS for MariaDB、Amazon RDS for Oracle、Amazon RDS for SQL Server)
Amazon Aurora(Amazon Aurora with PostgreSQL Compatibility、Amazon Aurora with MySQL Compatibility)
Amazon Redshift、Amazon DynamoDB、Amazon ElastiCache、Amazon DocumentDB、Amazon Managed Apache Cassandra
Amazon Neptune、Amazon Timestream、Amazon QLDB
AWS Database Migration Service(DMS)、AWS Schema Conversion Tool(SCT)
Amazon EC2上にインストールした各種データベース
Azure
Azure SQL Database、Azure Database for MySQL、Azure Database for MariaDB、Azure Database for PostgreSQL、SQL Server on Virtual Machines、Azure Synapse Analytics、Azure Cosmos DB、Azure Cache for Redis、Azure Time Series Insights、Azure Database Migration Service
Google
Google Cloud Bigtable、Google BigQuery、Google Cloud SQL for MySQL、Google Cloud SQL for PostgreSQL、Google Cloud Spanner、AlloyDB for PostgreSQL、Google Cloud Firestore、Google Cloud Memorystore
Oracle
Oracle Cloud、Oracle Autonomous Data Warehouse、Oracle Autonomous Transaction Processing、Oracle Database Cloud Service、Oracle Database Exadata Cloud Service、Oracle NoSQL Database Cloud Service、Oracle Autonomous JSON Database、Oracle Data Hub Cloud Service
その他
Snowflake、Databricks

データマネジメント内製化
ご支援
実績・事例

よくある質問

Q データマネジメント組織とはどのようなものですか。また、データマネジメント組織を内製化するメリットを教えてください
A

データ活用効果を高めるためには、「企業内のデータを一元化・整備し、全社横断で価値あるデータ活用を推進する専門的な体制」=データマネジメント組織が必要です。部署ごとの縦割り管理では業務の重複や非効率が起きやすく、データマネジメント組織は部署間で分散したデータや異なる設計を統一・統合し、データ基盤の構築や収集・保管・共有、品質・セキュリティの仕組みづくりや管理まで担います。企業のデジタル化が進むほど継続的・組織的な取り組みが不可欠です。

データマネジメント組織を内製化することで、データ活用の設計から収集、管理統制、統合、分析利用に至るまで、企業主導で迅速かつ柔軟に判断・対応することが可能です。特に、データ利用に関わるニーズは変わりやすく、迅速な対応には内製が適しています。また、データ活用の推進に不可欠な部署間の連携は社外対応が難しく、内製することでより円滑化されます。

組織の基本役割には「マネジャー」「データエンジニア」「データスチュワード」「データコンシェルジュ」等があり、初期はこれらを兼務したスモールスタートで、徐々に体制を固めていくのが有効です。経営目的に沿ったデータ活用を進めるために、メンバーはビジネスへの理解を深め、活用価値の高いデータを選択・集中して管理します。

データマネジメント組織は「全社データの価値最大化」と「DX推進の基盤」を提供し、部門連携・品質管理を行い、経営成果につなげるための不可欠な存在です。

詳しくは、「クラウドではじめるデータマネジメント 第2回 データ活用の成功を左右するデータマネジメント組織の設計」をご参照ください。

Q データマネジメントとクラウドはどのような点で相性が良いのでしょうか
A

データマネジメントとクラウドは企業DXを推進する上で非常に相性が良い関係です。
クラウドは俊敏な基盤構築や変更が可能なため、データ活用サイクルをスピーディに回すことができます。また、従来は構築や運用に時間やコストがかかっていたデータ分析基盤も、クラウドなら専門知識がなくても利用できるサービスが多数用意されています。エンジニアには高い拡張性や自動化された基盤運用が、非エンジニアには直感的に使いやすいUIやセットアップが最小限で済む簡便さが、それぞれのメリットです。

さらに、クラウドの進化により「ETLレス」や「データ仮想化」といった技術が登場し、面倒だったデータ連携もクラウドサービス同士なら自動でつながり、異なる場所のデータを統合して直感的に分析できるため、エンジニアだけでなくビジネス担当者でも価値を創出しやすくなりました。AWS、Azure、Google Cloudのようなハイパースケーラーではシステム全体を一元的管理でき、Informatica、Qlik、TROCCO、Fivetran等の特化型SaaSも最新ニーズに適合したサービスを提供しています。どちらも非エンジニアが容易に使える自動化・民主化が進んでいます。

クラウドは、すぐ使える、すぐに変更できる、コストが最適、専門知識がなくても使えるといった特徴でデータマネジメントをサポートし、誰でもデータの価値最大化に貢献可能な環境です。

詳しくは、「クラウドではじめるデータマネジメント 第1回 クラウドで加速するデータマネジメント」をご参照ください

Q 生成AI はデータマネジメントのどのような分野で活用できますか
A

生成AIはデータマネジメントのほぼすべての分野で活用が可能です。主な用途としては、メタデータやタグの自動付与、マネジメントルールの作成支援、ルール準拠性のチェック、データの異常検知、データクレンジング支援、テストデータ生成、インデックス設計、SQL等のコード生成・デバッグ、データ移行や変換、分析補助、カタログ情報生成など多岐にわたります。

分野ごとに活用方法は異なりますが、ほとんどの分野で共通していることとしては、生成AIの活用効果を最大化するために、人によるチェックプロセスを組み込んで、変化に柔軟に対応できる運用設計を行うことが重要です。

Q 「AIのためのデータマネジメント」と「従来のデータマネジメント」との違いについて教えてください
A

「AIのためのデータマネジメント」とは、AIモデルが効果的に機能し、ビジネス価値を生み出せるようデータ環境を整備・維持する取り組みを指します。基本的な取り組みには以下のようなものがあります。
– 学習用データの収集・整理(顧客履歴、IoTデータ、外部市場データなど)
– データ品質の管理(欠損値の処理、フォーマット統一、不正データの排除)
– セキュリティと権限管理
– 適切なデータの選定とラベル付け
– データの更新とバージョン管理

そのためには次のようなデータ設計が重要です。
– 多様なコンテキスト情報やメタデータの活用
– マルチモーダルデータ(映像、音声、テキストなど)を部分的に構造化し、AI が利用しやすい形式に設計
– AIモデルの学習に適したデータ形式への変換

さらに、データガバナンスへの配慮も求められます。AIが自律的にデータにアクセスする時代では、AI倫理やアクセス権限の管理がこれまで以上に重要になります。AI判断プロセスの透明性や公平性の確保、プライバシー保護等、新たなガバナンス要件への対応が必要になります。

「AIのためのデータマネジメント」はAI技術の急速な進化に伴い、現在も発展を続けている領域で、今後も変化していくことが予想されます。

当社代表 川上が執筆させていただいた日経クロステックの連載記事「AIデータ設計」では、AIのためのデータ設計に焦点を当てた詳細な解説を掲載しています。AI時代の新しいデータマネジメントを理解する上で、ぜひご参照ください。

Q 大手コンサルティング会社やSIではなく、D.Forceにデータマネジメント内製化を依頼するメリットを教えてください
A

D.Forceは、プロフェッショナルとして良識を持って中立的立場で顧客満足を最優先にサービスを提供しています。

①独立系なので、特定のベンダーや製品に依存しない
D.Forceは、自社の受託案件の拡大や製品販売ではなく、お客様企業の事業目標を効果的かつ効率的に達成するを最大の目的にご支援を提供しています。オーバースペックな製品販売につなげる選定やサイジングをすることは一切ありません。ベンダーフリーで幅広い選択肢から、お客様企業にとって本当に必要なものを中立的に選定し、オーバースペックな製品導入や過剰提案、囲い込み提案を行わない方針です。
お客様企業の立場でRFP作成やベンダー選定・コントロール支援も実施可能です。

②「現場がわかる・現場に精通した」コンサルタントによる「伴走型」支援
D.Forceは、理論や提案、計画はもちろんのこと、現場の状況や実態を重視し、現場に即した実践的な改善や運用・仕組みづくりまで伴走できることが強みです。

③具体的で汎用的な方法や標準化を支援
豊富な実務知見・経験をもとに、業務プロセスや役割設計、ガイドラインやルール標準化、ツール活用など、形骸化しない実装・現場適用ノウハウを体系化して提供いたします。

④お客様組織の自走化を最優先
「自走できる現場・組織づくり」を目指し、社内のノウハウ定着や体制構築、属人化防止を重視して、教育・スキルトランスファー・現場責任者の育成まで一貫してサポートします。お客様組織の自走化を最優先して徹底支援する点が外部依存型の大手SIerやコンサルティング会社とは異なる当社の差別化ポイントです。

Q 単価はどれくらいですか?
A

ご支援内容の難易度やアサインするメンバーに応じてお見積もりは変動いたしますが、大手外資系コンサルティング会社のようなブランドフィーやグローバルネットワーク維持費等を含まない価格設定となっております。専門領域に精通したメンバーがご支援しますので、高いコストパフォーマンスをご実感いただけます。

Q 初期は大きな予算を確保できないため、少額からのスモールスタートを想定していますが、ご支援は可能ですか?
A

D.Forceでは、初期フェーズは検討・調査や一部業務からはじめ、必要最小限の体制で「無理なく無駄なく」段階的に進めていく設計を推奨しています。全ての人材やリソースを最初から揃えたり、全ての範囲を管理する必要はなく、「経済的価値」に直結するテーマから優先的に着手し、お客様の現状や予算、体制に合わせて成長段階ごとに適切な支援範囲へと拡大していくことが可能です。

・現状把握や課題可視化から始め、最小構成でのPoCや特定施策に取り組む
・初期成果を早期に体感していただき、小さな成功体験を積み重ねる
・成果・課題に応じてステップを設計し、ご要望に応じて対応分野やメンバー、スコープを広げていく
・必要に応じて現場教育・属人化防止や運用定着まで段階的に移行可能

このような流れで、スモールスタートから育てていくため、安心してご相談いただけます。伴走しながら、段階ごとに経営的価値を最大化できるようご支援します。

Q データを活用したDXを成功するためのデータマネジメント組織・体制におけるポイントは?
A

DXを成功に導くためには、全社横断で機能するデータマネジメント内製化組織の構築が不可欠です。ポイントは、すべてのデータや人材、予算、ITツールなどのリソースを一度に揃えるのではなく、「経済的価値に直結する領域」と「将来的に失敗リスクにつながりやすい分野」から優先的に取り組むことです。現場主導で重要なデータ領域を見極め、「選択と集中」による段階的な進め方を推奨します。

また、組織全体のルール・設計や部門間連携、品質・セキュリティ管理の強化を同時に進めることで、より実効性の高いデータ活用基盤を構築できます。内製組織を構築することでビジネスやデータ要件の変化にも俊敏かつ柔軟に対応でき、社内のアジリティや持続可能な成長も実現しやすくなります。D.Forceは現状やご要件に応じ、段階的かつ実践的な組織定着をご支援します。

詳しくは、「クラウドではじめるデータマネジメント 第2回 データ活用の成功を左右するデータマネジメント組織の設計」をご参照ください。

Q データマネジメント内製化組織や体制における役割と人材アサイン・育成のポイントは?
A

経営と現場の間をつなぎ、データ活用の推進や品質管理を担うデータマネジメント内製化組織には、以下の4つの主要な役割が必要になります。
・マネジャー:データマネジメント全体方針の策定、体制構築、業務推進のリーダー
・データエンジニア/データベースエンジニア:データ基盤や連携処理の設計・実装・運用を担う技術担当
・データスチュワード:データ品質管理やメタデータ整備、横断的な業務ルール策定を担う品質・管理担当
・データコンシェルジュ:業務部門と連携しデータ活用を促進する「窓口」役、データ利活用の社内支援員

これらの人材を初期段階からいきなり全員専任で揃える必要はありません。既存スタッフで兼務・分担しつつ、段階的に拡充・専門化を図る体制とすることをお勧めします。特に「現場業務への理解」「データ活用ニーズへの寄り添い」「部門横断の調整力」は重要です。また、世界的にエンジニア人材不足が続く中、内部育成や業務の標準化、外部スキル活用のバランスも考慮すべきポイントです。

D.Forceでは、貴社の現状・組織規模・課題に合わせて実践的かつ持続可能な体制設計とスキルトランスファー、伴走型の人材育成を支援します。変化に対応する柔軟な組織運営についても対応いたします。

詳しくは、「クラウドではじめるデータマネジメント 第3回 データマネジメント組織の役割と人材アサイン・育成のヒント」をご参照ください。

Q データ活用できるデータにはどのようなものがありますか。また、それらデータの収集や活用におけるデータマネジメント組織の関わり方やポイントについて教えてください
A

データ活用に使えるデータは「社内データ」と「外部データ」に大別されます。
自社が直接収集するファーストパーティーデータには、顧客の行動履歴や自社Webサイト・アプリのアクセスログ、POSデータ、センサーやIoT機器のリアルタイムデータ等があり、自社が取得・管理するため利便性や独自性が高いことが特徴です。

外部データには、政府統計や公的データ、企業情報、モバイル位置情報やSNSデータ、ECサイトの商品情報、市場調査会社のデータ等々と多岐に渡り、「ビジネスパートナーから提供されるセカンドパーティーデータ」と「第三者から購入・入手するサードパーティーデータ」があります。自社データと統合することで、顧客理解の深化や新たなインサイトの発見、高度なマーケティング戦略の策定等につながります。

データマネジメント組織が社内共通でデータを一元的に収集・管理することで効率を向上できます。また、組織内に「データコンシェルジュ」を設置し、データ活用の助言や必要な外部データの探索を行い、組織全体のデータ活用の円滑化・促進を図ります。さらに、今後ますます広がる外部データ連携において、データマネジメント組織が組織を代表して関わり、連携方式の対応やデータガバナンス、セキュリティを統制することも大事な役割の1つです。全社横断で効率的・安全なデータ活用基盤づくりをリードし、適切な基盤と体制を整えることで、データ活用効果を最大化できます。

詳しくは、「クラウドではじめるデータマネジメント:第6回 活用データの収集と外部連携におけるデータマネジメント組織の役割」をご参照ください。

Q データレイクの特徴と、データマネジメント業務においてデータレイクを活用するメリットについて教えてください。
A

データレイクは、あらゆるデータを一元的に蓄積できるストレージ基盤で、構造化データ・非構造化データを含む多様なデータをそのままの形式で継続的に集約できる点が最大の特徴です。従来のデータハブが一時的なデータ統合・分配が主眼であるのに対し、データレイクはクラウド上のオブジェクトストレージサービス(例:AWS S3等)を活用することで、無制限の拡張性と高いコスト効率を実現します。

データレイクの活用メリットは、分散したデータ資産を一箇所に集約し、統合作業や運用負荷を減らしてアジリティを向上できる点です。特にデータ量が多い企業では、部門やシステム間の連携効率化とコスト削減効果が大きくなります。また、非構造化データや大量データも柔軟に格納できるため、構造化に時間をかけずに分析やPoCの高速展開が可能です。クラウド環境では検索性やセキュリティ、コスト管理も効率化でき、全体的なデータマネジメント業務の質向上につながります。

但し、データレイクがすべての業務に最適とは限らず、データの粒度や用途、既存システムとの連携次第では他手法の検討も必要です。データウェアハウス機能を備えた「データレイクハウス」等も登場しており、用途や環境に合わせて最適な導入・運用方法の選択が重要です。

データレイクはデジタル化が進む企業にとって、データ統合のハブ・活用基盤として非常に有用です。クラウドを活用し、段階的に効率化・最適化することで、データマネジメント業務全体の生産性と柔軟性を高めることができます。

詳しくは、「クラウドではじめるデータマネジメント:第4回 データ活用の効率を高める「データレイク」はデータマネジメントの要」をご参照ください。

Q データウェアハウスとデータレイクハウスの特徴や違い、データマネジメント業務における使い分け・使い方について教えてください。
A

データウェアハウス(DWH)は、構造化されたデータを効率的に集計・分析するための大型データベースで、主にレポーティングや意思決定に使用します。リレーショナルDB技術や列指向格納、並列処理により高速な集計やレポート作成に強みを持ちます、クラウド運用では、必要な時に必要なリソースだけを利用できるコスト効率も特徴です。

一方、データレイクハウス(DLH)はデータレイクの蓄積力とDWHの分析力を融合した進化型基盤で、構造化・非構造化を問わずデータ連携の手間を減らし、多様な用途で単一基盤を活用できます。SnowflakeやDatabricksなどに代表され、BIや機械学習にも柔軟対応。リソースのプロビジョニングもクラウドで自動化され、多目的・横断利用に適しています。

使い分けのポイントは、定型レポートや高速な集計・分析ならDWH、AIやアプリ連携、多様なデータ活用やシステム横断利用を重視するならDLHが適しています。自社データの種類や業務目的、拡張性を見極めて最適な基盤選択を行うことでデータマネジメント業務の成果を高めることが可能です。

詳しくは、「クラウドではじめるデータマネジメント:第5回 データウェアハウス or データレイクハウス?その判断基準は?」をご参照ください。

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