D.Force 事例・実績

「部門横断で多種多様なデータを迅速に利用できるDX」を加速したい

データ活用成功例を多く生み出してきた官公庁では、今後、多種多様なデータをすぐに利用できる基盤を構築することでDXを加速するという方針を打ち立てました。

しかしながら、巨大な組織でステークホルダーが非常に多く、各組織・部門が各々のニーズに個別最適化される「サイロ化」の懸念がありました。サイロ化を回避し、部門横断でデータを共通利用できる状態、様々な軸で柔軟に分析できる状態を目指すことにしました。

外部パートナーの選定ポイントは「豊富なナレッジ」と「中立的な立場で支援する姿勢」

クラウドでは、データマネジメント業務に利用できる多くのイノベーションが起きています。これらを適切に検討するには「データマネジメント業務」と「クラウド基盤」のナレッジが必要なため、これら両方に精通している外部の専門家に支援してもらうことにしました。

同庁が、D.Forceをパートナーとして選んだ評価ポイントは、豊富なナレッジがあることに加え、中立的な立場で支援する姿勢。特定の製品を推奨するのではなく、顧客の状態を俯瞰的に見てサービス選定を支援してくれることを期待しました。

「高性能」と「低コスト」を両立するシステムアーキテクチャ

同庁では大量データの分析や業務処理を、定められた予算内で実行する制約があります。新たなデータ活用サービスを揃えつつ、コストパフォーマンスの高い基盤のアーキテクチャを検討しました。

そのために、要求される業務のパフォーマンス水準を満たすようデータモデル改善案を検討しました。また、基盤には高い分散処理性能を持ちながら無駄なコストのかからない、サーバーレスの分析基盤を中心としたアーキテクチャを採用。「高性能」と「低コスト」の両立が実現しました。