データベースのクラウド移行は、データ活用のアジリティーと運用コスト削減の有力な手段です。しかしながら、その効果と実現性を事前に予想するのは難しく、失敗に至るリスクが相対的に高いというのが現状です。
D.Forceは、豊富な経験と知見からクラウド移行の効果予測を定量的に示し、お客様にとって最も効果の高いクラウド移行計画を立案いたします。エンタープライズ向けの大規模データベースを中心に、200件以上の移行実績があります。
単なる移行にとどまらず、アーキテクチャのモダナイゼーション、運用自動化、そして、社内メンバーへのスキルトランスファー等により、データ活用の加速に貢献いたします。
- 中立的にデータベースの最適な配置を助言してほしい
- データベースのクラウドへの移行計画立案を支援してほしい
- データベースにかかるTCO(総保有コスト)を削減したい
- データベース移行で発生している問題の解決を支援してほしい
- 開発、運用組織がクラウドに適応する支援をしてほしい
上記以外にもデータベースのクラウド移行に関する課題についてお気軽にご相談ください。
DBMSを変更する場合やクラウドへ移行する場合の実現性を評価・レポートするサービスです。多種多数なクラウド移行を手がけてきたD.Forceの知見から、リスク度合いを定量化してご報告いたします。移行先のデータベース候補が絞り切れていない場合も、中立的な立場で移行性の高いデータベースをご提示いたします。
リスクやギャップが大きい部分への対応策の検討やエンジニアリングリソースを予め用意できるため、的確な移行計画の立案ができるようになります。アセスメントサービスを提供するにあたり、データベースに実装されている情報を収集する手順を用意していますので、当社で作業することも可能です。
また、その後のデータベース移行実務や運用についてもご対応可能です。アプリケーション変更など、D.Force専門領域外のタスクを実行する外部パートナーのご紹介も承ります。
データ基盤を専門とするITコンサルティング会社 D.Forceには、主要パブリッククラウドサービスの知見・経験が豊富なメンバーが在籍しています。対応可能な移行パスも主要パブリッククラウドサービス、データベースサービスを網羅しており、中立的な立場で移行先の選定をお手伝いいたします。
移行にあたり、データベースの設計、運用を改善する業務にも対応が可能です。モダナイゼーション、品質改善、コスト削減、移行先のデータベースサービスにフィットした運用スタイルへの変更等、トータルでご支援いたします。
「AIによるアプリケーションソースコードの変換サービス」で、アプリケーションソースコード中のギャップを自動変換、ソースコードを納品します。
DBMSを変更する際に、移行前DBMSの方言で記述されたSQLを移行後DBMSで実行できるよう変換する作業に多くの期間と工数がかかることが移行性を落とす要因となります。D.Forceではこの問題を解決するために、AIを活用してソースコード中のSQLを変換し、標準SQLに修正したアプリケーションソースコードを納品します。
現在、言語はJavaに対応しています。SQLではなくアプリケーションソースコードを納品します(*1)ので、変換済みSQLをソースコードに組み込む作業は不要です。
*1 : アプリケーション保守ご担当者様にお渡しします。テスト等の支援が必要な場合については「よくある質問」をご覧ください。
生成AIを活用してD.Forceが独自開発!
ソースコード変換AIサービス
生成AI
①ツールで自動変換できなかったコードの変換方法を助言します
ソースコード変換のみ実行するツールでは、自動変換できなかったコードの変換が困難です。当社では手動での変換方法を助言するコンサルティングを含めてご支援します。
*ツール単体での提供はしておりません
②コード変換前後の比較や変換内容をレポート
変換前後の比較や変換内容をレポートしますので、妥当性を確認できます。自動変換できなかったコード(SQL)を全量レポートします。また、手動変換のガイドとして、ソースコード位置、移行ギャップ内容について説明や助言を行います。
③低コスト
主要ツールよりも低価格で対応いたします。
事前の移行効果や実現性の予測から、移行先の選定、技術支援等のコンサルティングから、データベース移行実務や運用支援までトータルにサポートを行います。また、アプリケーション変更など、D.Force専門領域外のタスク実行については、当社知見を活かした外部パートナーのご紹介も承ります。
|
計画検討・立案
|
|
|
机上検証
|
|
|
PoC・計画確定(概念実証・導入前実機検証)
|
|
|
アプリケーション移行
|
|
|
システム構成移行
|
|
|
データベーススキーマの定義を移行
|
|
|
運用移行
|
|
|
結合試験
|
|
|
システム切替
|
|
|
保守・運用
|
対応可能なデータベースサービス
- Amazon
- Amazon RDS(Amazon RDS for PostgreSQL、Amazon RDS for MySQL、Amazon RDS for MariaDB、Amazon RDS for
Oracle、Amazon RDS for SQL Server)
Amazon Aurora(Amazon Aurora with PostgreSQL Compatibility、Amazon Aurora with MySQL Compatibility)
Amazon Redshift、Amazon DynamoDB、Amazon ElastiCache、Amazon DocumentDB、Amazon Managed Apache Cassandra
Amazon Neptune、Amazon Timestream、Amazon QLDB
AWS Database Migration Service(DMS)、AWS Schema Conversion Tool(SCT)
Amazon EC2上にインストールした各種データベース - Azure
- Azure SQL Database、Azure Database for MySQL、Azure Database for MariaDB、Azure Database for PostgreSQL、SQL Server on Virtual Machines、Azure Synapse Analytics、Azure Cosmos DB、Azure Cache for Redis、Azure Time Series Insights、Azure Database Migration Service
- Google Cloud Bigtable、Google BigQuery、Google Cloud SQL for MySQL、Google Cloud SQL for PostgreSQL、Google Cloud Spanner、AlloyDB for PostgreSQL、Google Cloud Firestore、Google Cloud Memorystore
- Oracle
- Oracle Cloud、Oracle Autonomous Data Warehouse、Oracle Autonomous Transaction Processing、Oracle Database Cloud Service、Oracle Database Exadata Cloud Service、Oracle NoSQL Database Cloud Service、Oracle Autonomous JSON Database、Oracle Data Hub Cloud Service
- その他
- Snowflake、Databricks
Q 移行対象データベースをどれにするかの選定から支援してもらうことはできますか
社内のデータベースから、クラウド移行による恩恵が大きなものを選定支援できます。
Q 移行先にどのデータベースサービスを選べばよいのかがよく分かりません。最適なサービスを提案してもらえますか。
お客様データベースの移行性、利用技術の標準化や将来性を考慮して、適した移行先を提案します。
Q アプリケーション、データの移行もできますか?
クエリの移行アセスメント、変換には対応しています。アプリケーションやプロシージャのソースコード変換はパートナーとの協力体制での提供、または紹介が可能です。データ移行にも対応しています。
Q アーキテクチャ変更やリファクタリングを伴う移行もできますか?
可能です。クラウドにフィットしたアーキテクチャへの変更、DBMSの変更、マイクロサービスに適したデータモデルへの変更、運用の自動化など、多くの実績があります。
Q 当社メンバーが移行後環境を習得する支援はできますか?
可能です。クラウド、クラウド上のデータベースサービスに関するスキルトランスファー、標準化などの支援ができます。
Q 移行後の運用も支援できますか?
可能です。運用業務の受託、DBREとしての支援ができます。詳しくはデータベース信頼性エンジニアリング(データベース運用)をご覧ください。
Q アプリケーション移行のテストも支援可能ですか?
通常はソースコードのみを納品し、自動で変換できなかったSQL修正を助言するまでがサービス提供範囲です。手動変換、テストに対応するパートナーを紹介することはできます。
Q AIを利用する環境を教えてください。
任意のクラウド上で生成を利用するのが基本です。ソースコードをクラウド上の仮想サーバに配置してセキュリティを確保した環境で生成AIのAPIを利用して変換します。環境は当社、お客様どちらの環境でも問題ありません。クラウドにソースコードを配置したり、生成AIに渡すことが許容されない場合は、お客様社内ネットワークにのみ接続されたサーバもしくは当社が持ち込む完全オフラインのコンピューティング環境に生成AIを導入して利用することも可能です。
Q クラウドや生成AIの利用費用がサービス料金とは別に発生しますか。
クラウド移行サービス料金に含まれていますので、別途費用が発生することはありません。












